日立、マカオの蓄電池式回生電力貯蔵装置を受注

日立製作所は6月13日、マカオの新交通システム向けに蓄電池式回生電力貯蔵装置(B-CHOPシステム)を受注したと発表した。B-CHOPシステムは、電車が停止もしくは減速する時に生み出される回生電力を蓄電池に一時的に貯蔵し、走行時に必要とされる電力に再利用するシステム。蓄電池には、主に自動車用Liイオン電池の開発・製造を行う日立ビークルエナジー製の車載用Liイオン電池を使用している。2015年4月に商用運転を開始する予定。

テュフ、定置用Liイオン電池の認証試験施設がフル稼働に

テュフ ラインランド ジャパンは6月12日、2012年3月に経済産業省の定置用Liイオン蓄電池導入促進対策事業の補助金制度における認証機関に登録されたと発表した。これに伴い、4月に正式オープンした関西テクノロジーセンター(KTAC)のバッテリー試験施設がフル稼働状態にあるという。KTACは、総床面積2500m2を超える試験施設で、Liイオン電池、電気二重層コンデンサなどの再生可能エネルギー貯蔵システムや太陽光発電システムを対象にした各種試験に対応している。

BOE、5.5G対応のAM-OLEDラインを2013年Q4から稼働か

中国Beijing Optoelectronics Technology(BOE)が内モンゴル自治区Ordosに建設中の第5.5世代(5.5G)対応のアクティブ駆動型有機EL(AM-OLED)ラインの稼働を2013年第4四半期から開始するとDigiTimesが報じている。生産能力は月産5万5000シート規模で、まず低温Poly-Si TFT基板の製造に乗り出し、その後にAM-OLEDの生産に着手する計画という。

台湾組立ファンドリー、2012年Q2の売上高は前期比5%増以上に

台湾のAdvanced Semiconductor Engineering(ASE)、Siliconware Precision Industries(SPIL)、Powertech Technology(PTI)、Chipbond Technologyなどは、2012年第2四半期の売上高について、前期比5%以上の増収を見込んでいるとDigiTimesが報じている。従来メモリ向けが強かったPTIとChipbondは、LCDドライバIC向けが大幅に貢献。SPILは前期比7~10%の増収、ASEは同15%増の出荷を見込んでいる模様。

2012年4月のディスクリート出荷額は前年同月比16.1%減に

WSTSの発表によると、2012年4月の世界ディスクリート出荷額は前月比16.4%減、前年同月比16.1%減の14億9730万ドルとなった。地域別では、米州が前月比21.9%減、前年同月比22.5%減の1億4027万ドル、欧州が前月比15.0%減、前年同月比30.5%減の2億1674万ドル、日本が前月比19.9%減、前年同月比3.5%増の2億8710万ドル、アジアパシフィックが前月比14.5%減、前年同月比15.8%減の8億5320万ドルとなった。なお、4月の出荷個数は全体で前月比12.9%減、前年同月比8.9%減、同じく平均単価は前月比4.1%減、前年同月比7.9%減となった。

NEC、屋外向け小型軽量マイクロ波通信システムを発表

NECは6月12日、マイクロ波通信システム「iPASOLINK AOR(All Outdoor Radio)」シリーズを発表した。従来の超小型マイクロ波通信システム「PASOLINK」の屋外設置型で、小型軽量・省スペースを実現した。今回販売する製品は、ライセンス不要な周波数帯域(60GHz)を活用した屋外向けマイクロ波通信システム「iPASOLINK SX」と、PoE給電機能を持つ屋外向けマルチレイヤスイッチ「iPASOLINK GX」の2機種。

Apple、最新の「MacBook Air/Pro」を発表、MacBook Pro」はRetinaディスプレイモデルも

米Appleは6月12日、Retinaディスプレイ搭載の15型「MacBook Pro」を発表した。IPSモードTFT-LCDを採用し、解像度は220ppiを実現。視野角は178度で前機種より反射が75%少なく、コントラストが29%向上しているという。MPUには「Intel Core i7クアッドコアプロセッサー」(2.7GHz)、GPUには「NVIDIA GeForce GT 650Mディスクリートグラフィックス」を採用、メモリは最大16Gバイト、SDDは最大768Gバイトを選択できる。

「MacBook Air/Pro」も発表した。MacBook Airは11/13型モデルがあり、MPUに「Intel Core i5/i7デュアルコアプロセッサー」、GPUには「Intel HD Graphics 4000」を採用。また、13型MacBook ProはMPUに「Intel Core i5/i7デュアルコアプロセッサー」、15型MacBook ProはMPUに「Intel Core i7 クアッドコアプロセッサー」(2.7GHz)、GPUに「NVIDIA GeForce GT 650Mディスクリートグラフィックス」を採用している。いずれもThunderboltポート1基、USB3.0ポート2基を備え、外部ディスプレイや周辺機器と簡単に接続できる。OSは「OS X Lion」がプリインストールされているが、後日リリースされる次期OS「OS X Mountain Lion」が無償で入手できる

2012年4月の移動電話の国内出荷台数は前年同月比16.4%増に

電子情報技術産業協会(JEITA)/情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は6月12日、2012年4月の国内移動電話出荷台数が前年同月比16.4%増の174万台で5か月連続でプラスになったと発表した。携帯電話は同22.4%増の165万台で、夏モデル発表前の谷間の月だったものの、前年同月の実績を上回った。スマートフォンは同91.4%増の70万6000台と好調で、国内移動電話出荷台数に占める割合は40.6%となった。一方、公衆用PHSは前月の駆け込み需要の反動があり、同38.6%減の9万台となった
JEITA

シャープ、Hon Haiへのパネル供給をQ2へ前倒し

シャープは6月8日、2012年度経営戦略説明会を開催した。2011年(2011.4~2012.3)の売上高は前年比18.7%減の2兆4558億5000万円、当期損失は3760億7600万円となり、前年の194億100万円の黒字から大幅な赤字に転落した。これを受けて今年度は、復活に向けたシナリオとして、(1)堺工場の安定稼働、(2)コモディティ化したデジタル商品分野で戦うビジネスモデルの構築、(3)大型液晶事業のオフバランス化と競争力アップ、(4)新オンリーワン商品を創出するビジネスモデルの強化、を4つの柱として掲げる。まず、これまでの独自技術やブランドに加え、事業企画、マーケティングを強化。これに3月に提携した台湾Hon Hai Precision Industryの調達力、生産力を組み合わせて、グローバルで戦える世界企業を目指すことをコンセプトとして提示した。(1)については、Hon Haiのパネル取引の開始時期を第3四半期から第2四半期に前倒しして稼働率を90%となる日産2100シートまで引き上げる。これにより、「Hon Haiの顧客への供給を今年のクリスマス商戦に間に合わせる」(社長 奥田隆司氏)。(2)では、Hon Haiと中国市場向けスマートフォンで協業することで合意。共通のプラットフォームと工場、調達力により、複数モデルのラインナップを準備する。(4)では、先日発表したIGZO液晶により医療用画像診断モニタなど新たな分野の開拓を進めるとした。この他、(3)では、大型液晶の生産子会社であるシャープディスプレイプロダクト(SDP)株式の譲渡、在庫の適正化、固定資産の圧縮、設備投資の圧縮などで、4000億円規模の財務改善を実施する。SDP株式の譲渡により、シャープから1300人が転籍する。これにより、シャープから大型液晶事業本部が消滅することになった。

キヤノン、デジタル一眼レフ「EOS Kiss」の新製品を発表

キヤノンは6月8日、デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss」シリーズの新製品「EOS Kiss X6i」を発表した。ファインダ撮影時に全9点でクロス測距が可能なAFセンサを搭載し、被写体パターンに影響されにくい被写体捕捉力を発揮。また、有効画素数約1800万画素のCMOSイメージセンサと新映像エンジン「DIGIC 5」の搭載により、最高約5コマ/sの高速連写と高画質の両立を実現したという。