ソニー、医療用イメージマルチプレクサを発表

ソニーは6月26日、術野映像や生体情報など最大4映像を1画面に合成し、ネットワークを介して映像送信できる医療用イメージマルチプレクサ「VMI-40MD」を発売すると発表した。放送制作用スイッチャの開発で培った、複数映像ソースのリアルタイム合成処理技術を応用し、手術室内映像のライブ共有や遠隔医療支援に適しているという。また、Ethernet回線を通じて複数の臨床情報を送れることから、院内のネットワーク帯域の削減にもつながる。

2012年5月のPC国内総出荷台数は前年同月比1.3%減に

電子情報技術産業協会(JEITA)は6月26日、2012年5月のPC国内出荷実績を発表した。総出荷台数は前年同月比1.3%減の79万1000台、このうちノートPCの比率は70.6%となった。個人向けの新製品発売時期の違いが影響したものの、法人向けはノートPCを中心にリプレース需要が引き続き堅調に推移し、全体では微減に留まった。総出荷額は同13.7%減の604億円で、このうちノートPCは408億円となった。

2011年度のTV受信アンテナの国内出荷台数は前年比22.1%減に

電子情報技術産業協会(JEITA)は6月26日、2011年度(2011.4~2012.3)の受信システム機器の国内出荷実績を発表した。TV受信アンテナは、前年比22.1%減の283万4000台となった。上期は地上デジタル放送への移行に伴う駆け込み需要で大幅に増加したものの、下期は買い換え需要が終息し、通期では大幅なマイナスとなった。また、能動機器は同33.3%減の255万5000台、受動機器は同24.7%減の1547万1000台となった

2012年4月のDGレシオは1.25、受注・出荷とも落ち込み

IHSアイサプライ・ジャパンは6月12日、2012年4月の半導体・電子部品の受注/販売レシオ(DGレシオ)を発表した。4月のDGレシオは前月比0.06ポイント増の1.25、受注は同0.04ポイント減の1.13、販売は同0.10ポイント減の1.00となった。受注、出荷ともに落ち込んでおり、今後のDGレシオに影響を及ぼす懸念が拭えないという。

イビデン/豊田織機、半導体パッケージ基板の合弁会社を解散へ

イビデンと豊田自動織機は6月12日、半導体パッケージ基板の製造を行う合弁会社であるティーアイビーシー(TIBC)を解散すると発表した。TIBCはPCサーバ向け半導体パッケージ基板を製造してきたが、昨今、スマートフォンやタブレットPCの普及でPC市場の成長が大きく鈍化してきたことから解散に踏み切った。7月1日付でTIBCをイビデンの子会社とし、12月をめどに供給を中止する。2013年1月に解散する予定。

X-FAB、貴金属対応MEMSプロセス専用施設が完成

独X-FAB Silicon Foundriesは6月13日、貴金属に対応するMEMSプロセス専用施設が完成したと発表した。本社工場のMEMSラインを拡張したもので、年間10万枚のウェーハ処理能力を有する。金薄膜の堆積とパターン形成が可能。MEMS単体およびMEMSとCMOSのインテグレーションなどを行う予定。また、10億個目のMEMSデバイスを出荷したことも発表している。

QSI、駆動時間108時間のポータブル電源システムを発売

米QuantumSphere(QSI)は6月12日、空気亜鉛電池技術を利用したポータブル電源システム「MetAir Ranger」シリーズを発売すると発表した。緊急用電源の業界基準である72時間を超える駆動時間108時間を実現。MetAir Ranger 3.2kWhの重量は約1kg未満だが、エネルギー密度は352Wh/kg、1kWh当たりのコストは200ドル未満となっている。また、初期搭載電池を空気で駆動し、使い切ったら交換用電池カートリッジと容易に交換できるという。

カネカ、変換効率22.68%の次世代ヘテロ接合太陽電池を開発

カネカは6月13日、次世代ヘテロ接合太陽電池を開発したと発表した。銅エレクトロプレーティングによる集電極を設けた6インチ角のヘテロ接合太陽電池セルで、電力変換効率の認証値22.68%を達成した。ベルギーIMECの最先端銅エレクトロプレーティングをベースに、カネカが開発したヘテロ接合用銅エレクトロプレーティング技術を用いて実現したもの。集電極形成において、従来の銀スクリーン印刷からの置き換えができるので、製造コスト低減につながるとしている。

2012年4月のオプトデバイス出荷額は前年同月比15.3%増に

WSTSの発表によると、2012年4月の世界オプトデバイス出荷額は前月比2.9%減、前年同月比15.3%増の21億4174万ドルとなった。地域別では、米州が前月比0.1%増、前年同月比20.0%減の1億8063万ドル、欧州が前月比0.2%減、前年同月比34.4%減の1億6233万ドル、日本が前月比10.6%減、前年同月比8.7%増の5億4621万ドル、アジアパシフィックが前月比0.1%増、前年同月比42.2%増の12億5257万ドルとなった。なお、4月の出荷個数は全体で前月比0.8%減、前年同月比21.8%増、同じく平均単価は前月比2.1%減、前年同月比5.3%減となった。

2012年Q1の世界TV市場でのスマートTV比率は27%に

米NPD DisplaySearchは6月12日、スマートTVの市場動向に関するレポートを発表した。それによると、2012年第1四半期における世界TV市場に占めるスマートTVの比率は27%に達したという。地域別では、日本の比率が最も高く、以下、中国、西欧と続いている。TVメーカー別では、ソニーが50%でトップ、以下、中国Skyworth、蘭Philips、シャープとなっている