2012年4月の電子材料生産額は前年同月比97%増に

電子情報技術産業協会(JEITA)は6月29日、2012年4月の電子材料生産実績を発表した。電子材料の生産額は前年同月比97%増の201億4970万円となった。製品別では、ソフトフェライトが同11%減の7億7382万円、永久磁石が同107%増の193億7588万円となった。また、誘電体セラミックスの世界生産量は、原料が同37%減の87(重量指数)、電極材料が同15%減の201(同)となった。
JEITA

2012年4月の電子部品出荷額は前年同月比0.9%増に

電子情報技術産業協会(JEITA)は6月29日、2012年4月の電子部品グローバル出荷統計を発表した。電子部品のグローバル出荷額は前年同月比0.9%増の2614億円となった。品目別では、受動部品が同11.9%減の948億円、接続部品は同1.8%増の660億円、変換部品は同36.2%増の696億円、その他の電子部品は同12.6%減の309億円となった。
JEITA

ソニー、転送速度168Mバイト/sのXQDメモリカードを発表

ソニーは7月2日、転送速度168Mバイト/sを実現したXQDメモリカード「S」シリーズ「QD-S32/64」(32G/64Gバイト)を発売すると発表した。プロフェッショナル用デジタル一眼レフカメラ向けの高速メモリカードで、大容量データの高速転送が可能な他、スポーツ撮影におけるRAW高速連写から高速転送まで一連の撮影とワークフローの効率化に貢献するという。7月11日から販売する。
ソニー

三菱、東北本線平泉駅に電力供給システムを納入

三菱電機は6月28日、東日本旅客鉄道の東北本線平泉駅(岩手県西磐井群)に、発電容量78kWの太陽光発電や蓄電池(Liイオン電池、240kWh)などを使用した電力供給システムを納入したと発表した。太陽光発電や蓄電池を組み合わせることで、晴天日においては夜間も含めて駅で消費する電力を太陽光発電で賄うゼロエミッションを実現するという。蓄電池からの放電後やシステム異常時は、商用電源から供給する。
三菱電機

オリンパス、医療向け倒立型顕微鏡と工業用ビデオスコープを発表

オリンパスは7月2日、医療向け倒立型リサーチ顕微鏡「IX3」シリーズと工業用ビデオスコープ「IPLEX TX」を発表した。IXシリーズは、生きたまま細胞を観察するライブセルイメージングを10~14日間といった長時間観察したいというニーズに適した製品として、目的に応じてシステムを自由に組み合わせることができるカスタム性と、温度変化によるイメージのフォーカスずれを1/3に抑制し、振動による影響も低減するなど安定した観察性能を実現した。価格はフラッグシップの「IX83」が590万円から。IPLEX TXは、スコープ先端に湾曲機構を搭載した工業用ビデオスコープでは世界最細となる直径2.4mmを実現し、耐擦れ強度を従来比200倍に向上させた。さらに、6.5型TFT-LCDモニタを搭載し、検査対象物を明るく鮮明に映し出す。価格は237万3000円。これら2機種を扱うライフサイエンスと産業分野の2011年度の売上高は合わせて924億円だった。同社では、製品ポートフォリオの拡大などにより、5年後に1200億円まで伸ばしていきたい考え。

2012年5月のDSC出荷台数は前年同月比3.9%減に

カメラ映像機器工業会(CIPA)は7月2日、2012年5月のデジタルスチルカメラ(DSC)出荷統計を発表した。それによると、出荷台数は前年同月比3.9%減の895万3789台、金額ベースでは同19.5%増の1297億7785万円となった。国内出荷分は台数ベースで同11.0%増の63万2935台、金額ベースでは同16.9%増の120億2966万円となった。輸出分は台数ベースで同4.9%減の832万854台、金額ベースでは同19.8%増の1177億4819万円。また、生産台数は同横ばいの927万8740台、金額ベースでは同19.6%増の1047億24万円となった。

三菱、成田国際空港に有機EL大画面サイネージシステムを納入

三菱電機は6月26日、成田国際空港に大画面の有機EL方式パノラマビジョンをはじめ、国内最大規模となる100台336面のデジタルサイネージシステムを納入したと発表した。有機EL方式パノラマビジョンは、縦1.9×横9.6m(385型相当)の160度凹型曲面構造のスクリーンで、96mm角の有機ELパネルを組み合わせることで目地のない滑らかな曲面を実現。この他、LCDディスプレイでは46型27面のマルチ大画面(1.7×9.2m、370型相当)をはじめ、16面/12面/8面/4面のマルチ大画面を各エリアに設置している。
三菱電機

リンテック、接着剤を使用しない太陽電池用バックシートを開発

リンテックは6月25日、接着剤を一切使用しない太陽電池用バックシートの製造技術を開発したと発表した。同社では、PETフィルムにフッ素系特殊コーティングを施し、高い耐久性を実現した独自のバックシート「Protekt」を世界展開している。今回、太陽電池パネルの封止材(密着面)と密着する層をEVAフィルムの貼り合わせではなく、特殊樹脂を直接押し出すことで形成する技術を開発した。さらに、各層の構成材料も全面的に見直し、より耐久性の高い「Reflekt」シリーズとして販売を開始した。

2012年5月のTFT-LCD出荷額は前年同月比1%増に

米NPD DisplaySearchは6月26日、2012年5月のTFT-LCDの出荷額が前年同月比1%増(前月比3%増)の73億4900万ドルになったと発表した。サイズ別に見ると、中小型パネルの出荷額は同14%増(同2%減)の8億6200万ドル、大型パネルは同1%減(同4%増)の64億8700万ドルとなった。メーカー別出荷額では、韓国LG Displayが同7%増(同3%増)の20億4600万ドルでトップ。2位は韓国Samsung Electronicsで同4%減(同3%増)の17億300万ドル、3位は台湾Chimei Innoluxで同3%減(同6%増)の11億6400万ドルとなった。

2012年の前工程向け設備投資は前年比8.9%減の330億ドルに

2012年の世界半導体前工程工場向け設備投資は前年比8.9%減の330億ドルになる見込みとDigiTimesが報じている。米Gartnerの調査によるもので、2013年は354億ドル以上になる見通し。Gartnerでは、30nmプロセス以下の生産能力の増強で大手ファンドリーやロジックメーカーが大型投資を計画、先端デバイス対応の製造装置に対するニーズは当初予測よりも旺盛だったが、こうした装置の歩留りが改善されるに伴い同装置の需要が軟化し、出荷台数も減少するという。また、工場の稼働率は80%半ばまで低下するものの、2012年末には87%まで向上し、2013年には90%台前半まで回復すると予測している。