2012年4月のTFT-LCD出荷額は前年同月比1%減に

米NPD DisplaySearchは5月22日、2012年4月のTFT-LCD出荷額が前年同月比1%減(前月比7%減)の71億1800万ドルになったと発表した。サイズ別では、大型パネルが同2%減(同7%減)の62億3600万ドル、中小型パネルが同7%増(同4%減)の8億8100万ドルとなった。メーカー別出荷額では、1位の韓国LG Displayが同12%増(同4%増)の19億9200万ドルでトップとなり、2位は韓国Samsung Electronicsで同12%減(同23%減)の16億4600万ドル、3位は台湾Chimei Innoluxで同4%減(同14%減)の10億9600万ドルとなった。

日立/日立産機、250mWの920MHz帯無線通信機を試作

日立製作所と日立産機システムは5月23日、周波数920MHz帯で動作する出力250mWの無線通信機を試作し、技術基準適合証明を取得したと発表した。日立メディアエレクトロニクスの協力を得て、SAWフィルタを新たに開発。これにより、携帯電話の利用が予定されている近隣周波数帯における電波干渉を抑制できる。回路構成の工夫により、出力は250mWだけでなく、20mWと1mWにも切り換え可能。スマートグリッドなどの分野での適用を目指している。

2012年Q1のモバイルPC市場でAppleが首位をキープ

米NPD DisplaySearchは5月22日、2012年第1四半期のノートPC/ミニノートPCとタブレットPCのブランド別上位5社の出荷台数とそのシェアを発表した。ノートPC/ミニノートPCでは、1位が米Hewlett-Packardで出荷台数が890万台、シェアは16.2%を占めた。2位は台湾Acer Group、3位は中国Lenovoとなった。一方、タブレットPCでは、1位が米Appleで、出荷台数が1360万台、「iPad」の好調でシェアは62.8%となった。2位は韓国Samsung Electronics、3位は米Amazonと続いた。これにより、両者を合わせたモバイルPC全体では、Appleが首位をキープした。

2012年Q1の台湾半導体生産額は前期比3.1%減、ディスプレイ生産額は前期比7.7%減に

Industrial Economics & KnowledgeCenter(IEK)の調査によると、台湾の2012年第1四半期の半導体生産額は前期比3.1%減の3601億台湾ドル(約1兆11億円)。台湾ディスプレイ生産額は前期比7.7%減の3108億2000万台湾ドル(約8641億円)となったとDigiTimesが報じている。
半導体生産額は、第2四半期は同14.3%増の4115億台湾ドル(約1兆1440億円)、2012年通年では前年比6.5%増の1兆6644億台湾ドル(約4兆6270億円)になると予測している。
FPDは、季節要因により例年第1四半期は減少する傾向にある。第2四半期はパネル価格の上昇により、同7.8%増の3351億6000万台湾ドル(約9317億円)に回復すると予測している。

シャープ、東京スカイツリータウンにマルチディスプレイを納入

シャープは5月22日、東京スカイツリータウンにマルチディスプレイなど合計122台のデジタルサイネージを納入したと発表した。納入したのは、60V型液晶ディスプレイ25台、60V型高輝度液晶ディスプレイ2台、52V/47V/42V/32V型液晶ディスプレイ95台。アニメーションと壁画が一体となった「隅田川デジタル絵巻」に活用される他、来場者への情報提供などに用いられる予定。
シャープ

MSYS、3次元造形装置用静電気対策材料を発表

丸紅情報システムズ(MSYS)は5月22日、3次元造形装置用静電気対策材料「ABS-ESD7」を発表した。3Dプリンタおよび3次元造形装置メーカー米Stratasys製のプラスチック樹脂積層型3次元造形装置用の造形材料で、絶縁体であるABS樹脂に導体の特性を持つカーボンを配合したもの。静電気を抑制するとともに、電気を帯びた場合はゆっくりと放電する静電気拡散性を備え、電子部品などの故障の原因となる急激な静電気放電が発生しにくいのが特徴。価格は1巻(1510cm3分)で12万6000円から。

2012年Q1のエポキシ樹脂出荷実績は前年同期比10.6%減に

エポキシ樹脂工業会は5月21日、2012年第1四半期のエポキシ樹脂出荷実績を発表した。輸出を含む総出荷量は前年同期比10.6%減の3万258tで、このうち国内出荷量は同6.1%減の2万5077t、輸出は同27.5%減の5181tとなった。用途別では、電気が同9.0%減の8784tとなった。

BOE、2014年より内モンゴルでAM-OLEDを生産へ

中国BOE Technologyは第5.5世代(5.5G)ラインを内モンゴル自治区Ordosに建設中で、低温Poly-Si(LPTS)TFT-LCDの生産から開始し、2014年にアクティブ駆動型有機EL(AM-OLED)を生産する計画とDigiTimesが報じている。同社では第4/第4.5世代(4G/4.5G)ラインで携帯電話向けTFT-LCDを製造しているが、スマートフォンやタブレットPC向けAM-OLEDの量産を最終目標に掲げている模様。

2012年3月の産業用無線通信機器の受注額は前年同月比21.4%増に

電子情報技術産業協会(JEITA)は5月22日、2012年3月の産業用電子機器受注統計を発表した。無線通信機器は前年同月比21.4%増の2130億6000万円で、このうち内需が1959億3500万円、外需が171億2500万円となった。また、業務用映像装置は同4.2%減の266億6600万円、超音波応用装置は同3.4%減の150億400万円、電気測定器は同1.3%増の125億1100万円となった。
JEITA

日本モレックス、次世代アンテナ技術「MobliquA」を発表

日本モレックスは5月21日、次世代アンテナ技術「MobliquA」を発表した。同社の標準/カスタムアンテナの設計で実績のある独自の帯域幅拡大アンテナ技術を採用、携帯電話やスマートフォン、産業用途の標準アンテナなどの製品において、インピーダンス帯域幅を従来より60~70%向上させる。また、従来のパッシブアンテナは複雑な折れ線形状のメアンダライン構造を用いているため、製造上の公差や機械的特性に制約があった。同技術では、シンプルな構造で堅牢性を備えたアンテナ設計が可能となり、各ビルドサイクル中の再チューニングを最小限に抑えられるという。