アーカイブ : 2012年 7月

ソニー、1/2型「Exmor」採用のXDCAMカムコーダを発表

ソニーは7月26日、1/2型CMOSセンサ「Exmor」(RGB3板式)を採用したXDCAMカムコーダ「PMW-200」を発表した。業務用ハンディカムコーダのハイエンドモデルとなるもので、映像処理プロセスを向上した他、F11の高感度、56dBの低ノイズなどショルダカムコーダに匹敵する性能を実現した。また、記録ビットレート50Mbps、フルHD、4:2:2サンプリングに対応した「MPEG HD422(50Mbps)フォーマット」を採用、「MXFファイル形式」によりSxSメモリーカードに高画質で記録できる。9月20日から販売を開始する。希望小売価格は67万2000円。

ソニー

UDC/Plextronics、OLED材料システム開発で提携

米Universal Display(UDC)は7月20日、米Plextronicsと有機EL(OLED)材料システム開発で提携したと発表した。Plextronicsの正孔注入層および正孔輸送層材料をUDCのリン光OLED発光層材料に組み込むための、溶剤をベースとしたOLED材料システムの開発と商用化を促進する。両社は3年間の共同開発契約を締結した上で、UDCはPlextronicsに400万ドルを投資する。

ARM/TSMC、20nmプロセス以降も協力を継続

英ARMとTaiwan Semiconductor Manufacturing(TSMC)は7月23日、20nmプロセス以降も協力を継続することで複数年契約を結んだと発表した。これにより「ARMプロセッサ」をFinFETに実装し、高性能と高エネルギー効率が求められるモバイルおよびエンタープライズ市場向けに、「ARMv8」アーキテクチャをベースとする次世代の64ビットARMプロセッサ、フィジカルIP「ARM Artisan」、FinFETプロセステクノロジーを最適化する。

2012年の中国スマホ市場、主要ブランドに人気集中

DigiTimesによると、中国のスマートフォン市場が2012年に猛烈な勢いで成長しているという。モバイルインターネットによって巨大なチャンスが到来したことで、2012年は中国のインターネット系企業が一斉に殺到してスマートフォンを投入する年となる。2012年前半は、Alibaba、Baidu、Shengda(SDO)、Qihoo 360、Xiaomiといった企業がいわゆる“クラウドフォン”を投入し、存在感を示そうとした。しかし、市場では韓国Samsung Electronics、米Apple、フィンランドNokia、中国Huawei、ZTEなどの主要ブランドに人気が集中しており、その他のブランドが活躍できそうな余地は残りの15%、あるいは2100万台程度に留まるとしている。

キヤノン、エントリー向けミラーレスカメラを発表

キヤノンは7月23日、デジタル一眼レフカメラ「EOS」シリーズにエントリーユーザー向けのミラーレスカメラ「EOS M」を追加すると発表した。APS-Cサイズで有効画素数約1800万画素のCMOSセンサ、映像エンジン「DIGIC 5」を搭載。常用ISO感度を最高ISO12800まで高めており、EOSシリーズと同等の高画質と小型・軽量化を両立させた。4色のカラーバリエーションを取り揃えており、専用の交換レンズ「EF-M」だけでなく、別売のマウントアダプタを装着することで60種類以上のEFレンズが使用可能。9月中旬より発売する。

2012年6月の民生用電子機器の国内出荷金額は前年同月比58.0%減に

電子情報技術産業協会(JEITA)は7月23日、2012年6月の民生用電子機器の国内出荷金額が前年同月比58.0%減の1456億円で11か月連続のマイナスになったと発表した。映像機器は同72.0%減の782億円で11か月連続のマイナス、音声機器は同25.1%減の80億円で18か月連続のマイナスとなったが、カーAVC機器は同5.6%増の595億円で7か月連続でプラスとなった。

2012年5月のセンサ&アクチュエータ出荷額は前年同月比横ばいに

WSTSの発表によると、2012年5月の世界センサ出荷額は前月比2.7%増、前年同月比9.1%増の4億952万ドル、同じく出荷個数は前月比3.8%増、前年同月比39.4%増、平均単価は前月比1.1%減、前年同月比21.7%減となった。また、世界アクチュエータ出荷額は前月比17.6%減、前年同月比13.5%減の2億1811万ドル、出荷個数は前月比9.5%減、前年同月比18.9%減、平均単価は前月比8.9%減、前年同月比6.7%増となった。これにより、世界センサおよびアクチュエータ合計出荷額は前月比5.4%減、前年同月比横ばいの6億2763万ドル、同じく出荷個数は前月比3.0%増、前年同月比33.9%増、平均単価は前月比8.1%減、前年同月比25.3%減となった。なお、地域別出荷額では、センサとアクチュエータ合計で、米州が前月比4.6%減、前年同月比8.9%増の9077万ドル、欧州が前月比2.2%減、前年同月比7.6%増の1億4236万ドル、日本が前月比1.0%増、前年同月比0.1%増の1億3355万ドル、アジアパシフィックが前月比10.1%減、前年同月比6.3%減の2億6095万ドルとなった。

2012年下期のLCD-TV市場は欧州金融危機の影響で低迷

2012年下期のLCD-TV世界市場は欧州金融危機の影響を受けて低迷する見通しとDigiTimesが報じている。米NPD DisplaySearchの調べに基づくもので、3D TVやLEDバックライト搭載の大型LCD-TVなどは成長を続ける模様。2012年の中国、ラテンアメリカなどの新興国におけるLCD-TV市場は前年比8%増となる見込み。2012年の世界TV市場に占めるLCD-TVのシェアは88%で、2015年には97%に達するとしている。一方、有機EL(OLED)-TVについては、今年後半から市場投入される見通しという

TSMC、米国における20nmプロセス製品の販促に注力

Taiwan Semiconductor Manufacturing(TSMC)は、米Appleをはじめとする20nmプロセス製品の潜在的な顧客に対する販売促進を目指し、2012年中旬より販売/設計サービス部門を米国に常駐させるとDigiTimesが報じている。同社は20nm R&Dラインの構築に向けた約7億ドルの投資を、当初の2013年から前倒しして2012年に実施するとしており、2013年末ごろに20nmの試験生産を開始するものと見られている。

2012年5月のアナログIC出荷額は前年同月比10.0%減に

WSTSの発表によると、2012年5月の世界アナログIC出荷額は前月比0.3%減、前年同月比10.0%減の31億9361万ドルとなった。地域別では、米州が前月比6.4%減、前年同月比10.0%減の4億4516万ドル、欧州が前月比5.4%減、前年同月比18.6%減の5億2180万ドル、日本が前月比1.2%減、前年同月比7.0%減の3億7915万ドル、アジアパシフィックが前月比3.0%増、前年同月比7.8%減の18億4750万ドルとなった。なお、5月の出荷個数は全体で前月比4.4%増、前年同月比3.5%減、同じく平均単価は前月比4.6%減、前年同月比6.7%減となった。