アーカイブ : 2012年 6月

カネカ、変換効率22.68%の次世代ヘテロ接合太陽電池を開発

カネカは6月13日、次世代ヘテロ接合太陽電池を開発したと発表した。銅エレクトロプレーティングによる集電極を設けた6インチ角のヘテロ接合太陽電池セルで、電力変換効率の認証値22.68%を達成した。ベルギーIMECの最先端銅エレクトロプレーティングをベースに、カネカが開発したヘテロ接合用銅エレクトロプレーティング技術を用いて実現したもの。集電極形成において、従来の銀スクリーン印刷からの置き換えができるので、製造コスト低減につながるとしている。

2012年4月のオプトデバイス出荷額は前年同月比15.3%増に

WSTSの発表によると、2012年4月の世界オプトデバイス出荷額は前月比2.9%減、前年同月比15.3%増の21億4174万ドルとなった。地域別では、米州が前月比0.1%増、前年同月比20.0%減の1億8063万ドル、欧州が前月比0.2%減、前年同月比34.4%減の1億6233万ドル、日本が前月比10.6%減、前年同月比8.7%増の5億4621万ドル、アジアパシフィックが前月比0.1%増、前年同月比42.2%増の12億5257万ドルとなった。なお、4月の出荷個数は全体で前月比0.8%減、前年同月比21.8%増、同じく平均単価は前月比2.1%減、前年同月比5.3%減となった。

2012年Q1の世界TV市場でのスマートTV比率は27%に

米NPD DisplaySearchは6月12日、スマートTVの市場動向に関するレポートを発表した。それによると、2012年第1四半期における世界TV市場に占めるスマートTVの比率は27%に達したという。地域別では、日本の比率が最も高く、以下、中国、西欧と続いている。TVメーカー別では、ソニーが50%でトップ、以下、中国Skyworth、蘭Philips、シャープとなっている

日立、マカオの蓄電池式回生電力貯蔵装置を受注

日立製作所は6月13日、マカオの新交通システム向けに蓄電池式回生電力貯蔵装置(B-CHOPシステム)を受注したと発表した。B-CHOPシステムは、電車が停止もしくは減速する時に生み出される回生電力を蓄電池に一時的に貯蔵し、走行時に必要とされる電力に再利用するシステム。蓄電池には、主に自動車用Liイオン電池の開発・製造を行う日立ビークルエナジー製の車載用Liイオン電池を使用している。2015年4月に商用運転を開始する予定。

テュフ、定置用Liイオン電池の認証試験施設がフル稼働に

テュフ ラインランド ジャパンは6月12日、2012年3月に経済産業省の定置用Liイオン蓄電池導入促進対策事業の補助金制度における認証機関に登録されたと発表した。これに伴い、4月に正式オープンした関西テクノロジーセンター(KTAC)のバッテリー試験施設がフル稼働状態にあるという。KTACは、総床面積2500m2を超える試験施設で、Liイオン電池、電気二重層コンデンサなどの再生可能エネルギー貯蔵システムや太陽光発電システムを対象にした各種試験に対応している。

BOE、5.5G対応のAM-OLEDラインを2013年Q4から稼働か

中国Beijing Optoelectronics Technology(BOE)が内モンゴル自治区Ordosに建設中の第5.5世代(5.5G)対応のアクティブ駆動型有機EL(AM-OLED)ラインの稼働を2013年第4四半期から開始するとDigiTimesが報じている。生産能力は月産5万5000シート規模で、まず低温Poly-Si TFT基板の製造に乗り出し、その後にAM-OLEDの生産に着手する計画という。

台湾組立ファンドリー、2012年Q2の売上高は前期比5%増以上に

台湾のAdvanced Semiconductor Engineering(ASE)、Siliconware Precision Industries(SPIL)、Powertech Technology(PTI)、Chipbond Technologyなどは、2012年第2四半期の売上高について、前期比5%以上の増収を見込んでいるとDigiTimesが報じている。従来メモリ向けが強かったPTIとChipbondは、LCDドライバIC向けが大幅に貢献。SPILは前期比7~10%の増収、ASEは同15%増の出荷を見込んでいる模様。

2012年4月のディスクリート出荷額は前年同月比16.1%減に

WSTSの発表によると、2012年4月の世界ディスクリート出荷額は前月比16.4%減、前年同月比16.1%減の14億9730万ドルとなった。地域別では、米州が前月比21.9%減、前年同月比22.5%減の1億4027万ドル、欧州が前月比15.0%減、前年同月比30.5%減の2億1674万ドル、日本が前月比19.9%減、前年同月比3.5%増の2億8710万ドル、アジアパシフィックが前月比14.5%減、前年同月比15.8%減の8億5320万ドルとなった。なお、4月の出荷個数は全体で前月比12.9%減、前年同月比8.9%減、同じく平均単価は前月比4.1%減、前年同月比7.9%減となった。

NEC、屋外向け小型軽量マイクロ波通信システムを発表

NECは6月12日、マイクロ波通信システム「iPASOLINK AOR(All Outdoor Radio)」シリーズを発表した。従来の超小型マイクロ波通信システム「PASOLINK」の屋外設置型で、小型軽量・省スペースを実現した。今回販売する製品は、ライセンス不要な周波数帯域(60GHz)を活用した屋外向けマイクロ波通信システム「iPASOLINK SX」と、PoE給電機能を持つ屋外向けマルチレイヤスイッチ「iPASOLINK GX」の2機種。

Apple、最新の「MacBook Air/Pro」を発表、MacBook Pro」はRetinaディスプレイモデルも

米Appleは6月12日、Retinaディスプレイ搭載の15型「MacBook Pro」を発表した。IPSモードTFT-LCDを採用し、解像度は220ppiを実現。視野角は178度で前機種より反射が75%少なく、コントラストが29%向上しているという。MPUには「Intel Core i7クアッドコアプロセッサー」(2.7GHz)、GPUには「NVIDIA GeForce GT 650Mディスクリートグラフィックス」を採用、メモリは最大16Gバイト、SDDは最大768Gバイトを選択できる。

「MacBook Air/Pro」も発表した。MacBook Airは11/13型モデルがあり、MPUに「Intel Core i5/i7デュアルコアプロセッサー」、GPUには「Intel HD Graphics 4000」を採用。また、13型MacBook ProはMPUに「Intel Core i5/i7デュアルコアプロセッサー」、15型MacBook ProはMPUに「Intel Core i7 クアッドコアプロセッサー」(2.7GHz)、GPUに「NVIDIA GeForce GT 650Mディスクリートグラフィックス」を採用している。いずれもThunderboltポート1基、USB3.0ポート2基を備え、外部ディスプレイや周辺機器と簡単に接続できる。OSは「OS X Lion」がプリインストールされているが、後日リリースされる次期OS「OS X Mountain Lion」が無償で入手できる