アーカイブ : 2012年 4月

2012年3月の民生用電子機器の国内出荷金額は前年同月比34.3%減に

電子情報技術産業協会(JEITA)は4月23日、2012年3月の民生用電子機器の国内出荷金額が前年同月比34.3%減の1839億円で8か月連続のマイナスになったと発表した。このうち映像機器は同54.4%減の1001億円で8か月連続のマイナス、音声機器は同14.0%減の112億円で15か月連続のマイナスとなったが、カーAVC機器は同52.5%増の726億円で4か月連続でプラスとなった。また、2011年度(2011.4~2012.3)の国内総出荷額は前年比31.5%減の2兆5738億円で、3年ぶりにマイナスとなった。

JEITA

シャープの液晶がボーイング787のコックピット用ディスプレイに採用

シャープの液晶ディスプレイが、ボーイングの最新鋭航空機ボーイング787のコックピット用ディスプレイに採用された。
独自のASV技術を採用した航空機向けの専用ディスプレイで、高コントラスト、広視野角、高色度などを実現しており、飛行に関する様々な情報を正確に表示することができる。また、温度や気圧の変化、振動や衝撃などに対する高い耐久性も有している。
シャープの液晶は、1991年より大手航空電子サプライヤーのロックウェルコリンズ社を通じて、航空機のコックピット用ディスプレイの納入を開始。


2012年3月のTFT-LCD出荷額は前年同月比4%増に

米DisplaySearchは4月20日、2012年3月のTFT-LCDの出荷額が前年同月比4%増(前月比13%増)の76億1700万ドルになったと発表した。

サイズ別に見ると、中小型パネルの出荷額は同3%増(同7%増)の9億2200万ドル、大型パネルの出荷額は同4%増(同14%増)の66億9500万ドルとなった。メーカー別出荷額では、韓国Samsung Electronicsが同28%増(同24%増)の21億3600万ドルでトップ。2位は韓国LG Displayで同7%増(同9%増)の19億700万ドル、3位は台湾Chimei Innoluxで同4%増(同22%増)の12億6900万ドルとなった。


ソニー、書き込みやマウス操作が可能な短焦点プロジェクタを発表

ソニーは、書き込みやマウス操作が可能な短焦点プロジェクタ「VPL-SW535C」を発表した。約42cmの距離から70型スクリーンに投射できる短焦点プロジェクタに、付属のソフトウェアをインストールしたPCを接続すると、投写画面に付属のペンで書き込みができる。ペンはマウスとしても機能し、当社画面上でプログラムの起動やファイルの選択など、PCの基本操作が可能となっている。解像度はWXGA、輝度は3000 lm。価格はオープン価格。5月より発売する。


シンフォニア、ICタグ用高速実装機をタイSSRFIDから初受注

Microelectronics(Thailand)が設立したICタグ専門の製造・販売会社SSRFIDからICタグ用高速実装機を初受注したと発表した。同装置は、パーツフィーダやリニアモータを専用に開発したことで、従来比約2倍のスループットとなる3万個/hを実現。また、国内顧客からICタグインレットも受注したと発表し、ICタグインレットの製造・販売事業に本格参入したという


住友電工、大規模蓄発電システムの実証運転を開始

住友電気工業は4月17日、メガワット級蓄発電システムを開発、同社の横浜製作所(神奈川県)において実証システムの建設に着手し、7月から運転を開始すると発表した。同実証システムは、世界最大規模のレドックスフロー電池(容量1MW×5時間)と、国内最大規模の集光型太陽光発電システム(合計28基、最大発電量200kW)などから構成されている。


ソニー、独自の無料クラウドサービス“Playmemories Online”を4月25日より提供開始

ソニー、独自の無料クラウドサービス“Playmemories Online”を4月25日より提供開始する。
容量は5GBでデジタルスチルカメラやビデオカメラなどで撮影した静止画や動画を簡単にアップロードして、スマートフォン、タブレット、パソコンなど多彩な機器で楽しむことができます。また、ネットテレビ機能を搭載した液晶テレビ〈ブラビア〉、ソニーのWi-Fi対応のデジタルフォトフレーム“S-Frame”へも順次対応する予定。なお、本サービスは、アメリカ・カナダ・ドイツ・フランス・イギリスでも同時に提供が開始される。

“Playmemories Online”


Qセルズジャパン、事業を従来通り継続

独Q-Cellsの日本法人であるQセルズジャパンは4月19日、Q-Cellsが4月3日に行った会社更生法申請に伴う影響はなく、事業を通常通り継続すると発表した。製品保証についても引き続き有効で、今後も継続していく。Q-Cellsは現在、管財人の下、事業継続に向けて再構築を図っている他、ドイツおよびマレーシアの製造拠点での生産は継続しているという。


理研/NEC、超伝導材料における磁束の量子トンネル現象を確認

理化学研究所とNECは4月19日、コヒーレント量子位相スリップ(CQPS)効果によって、磁束が完全反磁性に反して量子的に超伝導材料をトンネル(透過)する現象を実験で証明した。InOx薄膜を用いて微細な超伝導細線と超伝導ループを組み合わせた新構造の超伝導磁束量子ビットを作製。これに外部から小さな磁場を印加しつつマイクロ波を照射したところ、磁束がエネルギーを失わずに細線を透過したことを示すエネルギーバンドギャップを観測したという。


AUO、2012年Q2にAM-OLED市場へ参入する見込み

DigiTimesによると、台湾AU Optronics(AUO)は、2012年第2四半期に4.3型でアクティブ駆動型有機EL(AM-OLED)ディスプレイ市場へ参入する見込みという。現在、4.3型qHDモデルの消費電力は輝度が300cd/m2において370mWで、今年中に330mW、2014年には300mWまで低減する計画。価格は4.3型で45~55ドル。低温Poly-Si(LTPS)TFT-LCDの29ドルに比べて高価だが、バックライトを必要とするLCDと比べて省エネであることが市場に受け入れられる要因としている。