カテゴリー : FPD

ブリヂストン、電子ペーパー事業から撤退

ブリヂストンは、電子ペーパー事業から撤退することを発表した。
ディスプレイ業界における液晶パネル価格の急速な低下および競争激化が、電子ペーパー事業に大きな影響を与える状況となった。これに対し、事業の「選択と集中」の中で慎重に検討を行った結果、撤退を決断したという。
今後については、すでに取り引きのあるユーザーへの供給は個別ご相談していく。製造は、2012年10月末をもって停止する予定。

ブリヂストン

シャープ、2012年3月期の当期損失は3760億7600万円に

シャープは4月27日、2012年3月期の売上高が前年比18.7%減の2兆4558億5000万円になったと発表した。当期損失は3760億7600万円となり、前年の194億100万円の黒字から大幅な赤字に転落した。セグメント別売上高ではAV・通信機器部門が前年比25.6%減の1兆607億7000万円となった。液晶部門は同31.6%減の4202億2600万円。太陽電池部門は同15.7%減の2238億6900万円となったが、その他電子デバイス部門は同5.3%増の1821億円となった。また、同決算において、事業構造改革費用を特別損失として計上した。IGZO液晶の生産設備導入などにかかるもので、総額1171億1000万円に上る。さらに、欧州を統括する「Sharp Electronics(Europe) Ltd.」の設立も合わせて発表した。2013年3月期の全社売上高は2兆7000億円、当期損失は300億円を見込んでいる。

シャープ

Samsung、2012年度Q1の当期利益は前年同期比81.7%増に

韓国Samsung Electronicsは4月、2012年度第1四半期(2012.1~3)の売上高が前年同期比22.4%増の45兆2700億ウォン(約3兆1689億円)になったと発表した。当期利益は同81.7%増の5兆500億ウォン(約3535億円)になった。セグメント別売上高では、半導体が同13.1%減の7兆9800億ウォン(約5586億円)で、このうちメモリが同16.7%減の4兆8900億ウォン(約3423億円)。ディスプレイパネルは同31.2%増の8兆5400億ウォン(約5978億円)で、このうちLCDは同17.3%増の6兆1800億ウォン(約4326億円)となった。

Samsung Electronics


超大画面フィルム型ディスプレイが、渋谷の商業施設「ShinQs」(シンクス)のデジタルサイネージとして採用

篠田プラズマは、大画面フィルム型ディスプレイ「SHiPLA(シプラ)」が、東急百貨店の新しい商業施設「ShinQs(シンクス)」に採用されたと発表した。今回の凸面形状のディスプレイは、凸版印刷の館内案内システムおよびマルチディスプレイ向け配信サービスとの連携運用と合わせて採用された。ShinQs(シンクス)は4月26日に渋谷ヒカリエと同時に開業が予定されている。


シャープの液晶がボーイング787のコックピット用ディスプレイに採用

シャープの液晶ディスプレイが、ボーイングの最新鋭航空機ボーイング787のコックピット用ディスプレイに採用された。
独自のASV技術を採用した航空機向けの専用ディスプレイで、高コントラスト、広視野角、高色度などを実現しており、飛行に関する様々な情報を正確に表示することができる。また、温度や気圧の変化、振動や衝撃などに対する高い耐久性も有している。
シャープの液晶は、1991年より大手航空電子サプライヤーのロックウェルコリンズ社を通じて、航空機のコックピット用ディスプレイの納入を開始。


2012年3月のTFT-LCD出荷額は前年同月比4%増に

米DisplaySearchは4月20日、2012年3月のTFT-LCDの出荷額が前年同月比4%増(前月比13%増)の76億1700万ドルになったと発表した。

サイズ別に見ると、中小型パネルの出荷額は同3%増(同7%増)の9億2200万ドル、大型パネルの出荷額は同4%増(同14%増)の66億9500万ドルとなった。メーカー別出荷額では、韓国Samsung Electronicsが同28%増(同24%増)の21億3600万ドルでトップ。2位は韓国LG Displayで同7%増(同9%増)の19億700万ドル、3位は台湾Chimei Innoluxで同4%増(同22%増)の12億6900万ドルとなった。


Samsung/LGE、ロンドン五輪に合わせてOLED-TVを発売か

韓国Samsung Electronics、LG Electronics(LGE)は今夏に開催されるロンドンオリンピックに合わせて有機EL-TVを販売する計画とDigiTimesが報じている。LGEは当初、2012年末にOLED-TVを販売する計画だったが、欧州ではロンドンオリンピックに合わせて先行販売を行い、価格は8000ドル以上になる模様。Samsungもオリンピック前にOLED-TVを投入する予定で、子会社のSamsung Mobile DisplayがOLED-TV用パネルの量産を4月から開始したとしている。


住友ベークライト、フレキシブルTFT用フィルム基板を展示

住友ベークライトは、4月11日~13日に東京ビッグサイトで開催された第3回高機能フィルム技術展にて、フレキシブルTFT用フィルム基板を展示した。透明かつ低線膨張で、TFT作製時のプロセス温度に耐える性能を持つ。厚さは95μm、全光線透過率は91%ガラス転移温度はTg250℃以下、線膨張係数CTEは9~11ppm/℃、弾性率は26GPaで、耐薬品性を備えている。同製品は、今年3月で終了した次世代モバイル用表示材料技術研究組合(TRADIM)が試作したフレキシブルTFT-LCDに用いられている。
TRADIMが作った試作品は、3.5型QVGA(320×240画素)、厚さは0.49mm、重さは7g。凹凸のどちらに曲げても表示乱れがなく、R150の曲面に巻いた状態でも表示に乱れは起こらない。会場には試作品が展示された。


2012年下期の大型LCD需要は再び落ち込むとの見方

2012年下期の大型LCD需要は再び落ち込む見込みとDigiTimesが報じている。酸化物半導体などの新技術や新製品の歩留りが上がらず、需要の拡大以上にLCDサプライヤー側のボトルネックが顕在化し、パネル価格が戻りつつあるが、再び落ち込む模様だ。日韓を中心に複数のLCDメーカーが8.5世代ラインをタブレット向けに転換した他、中国のTV用G8.5の歩留りが上がらないことなどが影響して、4月のTV用パネル価格は平均して1~2ドル上昇した。しかし、5月の労働節以降、5~6月には中国のTVベンダーによるパネル調達は減り始める。さらに、中国BOE Technologyなど地場パネルメーカーの大型ラインの稼働も影響を及ぼすとしている。


AUO、2012年Q2にAM-OLEDをソニー向けに出荷か?

台湾AU Optoronics(AUO)が2012年第2四半期に4.3型アクティブ駆動型有機EL(AM-OLED)をソニー向けに出荷するとDigiTimesが報じている。AUOは2月に出光興産と提携した。これがソニーとの協業に弾みがつき、今回の出荷に至ったとする。生産は、台湾にある第3.5世代ラインの一部とシンガポールAFPDの第4.5世代低温Poly-Si TFTラインを活用する見込み。