カテゴリー : 2次電池

QSI、駆動時間108時間のポータブル電源システムを発売

米QuantumSphere(QSI)は6月12日、空気亜鉛電池技術を利用したポータブル電源システム「MetAir Ranger」シリーズを発売すると発表した。緊急用電源の業界基準である72時間を超える駆動時間108時間を実現。MetAir Ranger 3.2kWhの重量は約1kg未満だが、エネルギー密度は352Wh/kg、1kWh当たりのコストは200ドル未満となっている。また、初期搭載電池を空気で駆動し、使い切ったら交換用電池カートリッジと容易に交換できるという。

日立、マカオの蓄電池式回生電力貯蔵装置を受注

日立製作所は6月13日、マカオの新交通システム向けに蓄電池式回生電力貯蔵装置(B-CHOPシステム)を受注したと発表した。B-CHOPシステムは、電車が停止もしくは減速する時に生み出される回生電力を蓄電池に一時的に貯蔵し、走行時に必要とされる電力に再利用するシステム。蓄電池には、主に自動車用Liイオン電池の開発・製造を行う日立ビークルエナジー製の車載用Liイオン電池を使用している。2015年4月に商用運転を開始する予定。

テュフ、定置用Liイオン電池の認証試験施設がフル稼働に

テュフ ラインランド ジャパンは6月12日、2012年3月に経済産業省の定置用Liイオン蓄電池導入促進対策事業の補助金制度における認証機関に登録されたと発表した。これに伴い、4月に正式オープンした関西テクノロジーセンター(KTAC)のバッテリー試験施設がフル稼働状態にあるという。KTACは、総床面積2500m2を超える試験施設で、Liイオン電池、電気二重層コンデンサなどの再生可能エネルギー貯蔵システムや太陽光発電システムを対象にした各種試験に対応している。

住友電工、大規模蓄発電システムの実証運転を開始

住友電気工業は4月17日、メガワット級蓄発電システムを開発、同社の横浜製作所(神奈川県)において実証システムの建設に着手し、7月から運転を開始すると発表した。同実証システムは、世界最大規模のレドックスフロー電池(容量1MW×5時間)と、国内最大規模の集光型太陽光発電システム(合計28基、最大発電量200kW)などから構成されている。


ソニー、家庭用小型蓄電池を発売

ソニーは9月5日、コンパクトでスタイリッシュなデザインと簡単操作で使える家庭用蓄電池(ホームエネルギーサーバー)「CP-S300E/S300W」2機種を発表した。オリビン型リン酸鉄リチウムイオンを正極に用いた2次電池で、繰り返し長期間の使用が可能となっている。W210mm×H350mm×D270mmというコンパクトなサイズ、さらにデザインにこだわることで、一般家庭の部屋に設置しても、違和感なく溶けこむように工夫したという。電池容量である約300W時は、LEDなどの照明器具なら約10時間、扇風機なら約5時間、液晶テレビなら約2時間半使用でき、スマートフォンなら約30回満充電することが可能。さらに、日中の電力ピーク時の節電対策や、停電時の備え、電気料金の節約にも利用できる。AC電源で駆動する機器は直接接続して使用できる。2011年10月より順次発売する。