カテゴリー : 電子機器

NEC、LTEフェムトセル基地局向けに通信速度を最大化

NECは5月10日、LTEフェムトセル基地局向けに、電波の送信電力を通信量に応じて最適に制御し、電波干渉を抑える技術を開発したと発表した。同技術の適用により、屋内外どこにいても通信速度を最大化し、快適なモバイル通信を実現できるという。本技術を適用すると、従来の3倍のフェムトセル基地局を設置可能な他、フェムトセル基地局内の通信速度を同1.2倍に向上できる。
NEC

バッファロー、MRAMキャッシュ搭載のSSDを発表

バッファローメモリは、MRAMキャッシュ搭載のSSDを発表した。MRAMを利用するメリットとしては、SSDへの電源が遮断された場合も書き込み中のデータが消失することがなくなる他、再起動時の故障も回避することできることなどがある。これまではSSD内の管理データをDRAMに書き込む必要があったが、MRAMではデータを保持できるため、起動時間の高速化できる。さらに、リード/ライトなどのアクセスがない時はキャッシュメモリへの給電を停止して消費電力が抑えることができる。
同製品の用途としては、社会インフラ向けのサーバなど信頼性が要求される製品を最初のターゲットとするという。現在、特定ユーザー向けにサンプル出荷中。
価格は4Gバイト品が8万円、8Gバイト品が10万円。

2011年Q4のパブリックディスプレイ出荷台数は前期比6%減に

米NPD DisplaySearchは5月1日、2011年第4四半期のパブリックディスプレイの出荷台数が前期比6%減の57万6118台となったと発表した。サイズ別では、26~39型が同38%減の14万5109台、40~43型が同4%減の16万6736台、45~47型が同15%増の14万9860台、50~65型が同47%増の9万8858台、70~99型が同237%増の1万5545台、100型以上が同50%減の10台となった。シャープが、堺工場(大阪府)の第10世代ラインで効率的に生産できる70型を、電子黒板向けに積極的に販売しているという。

エプソン、2012年3月期の当期利益は前年比50.9%減に

セイコーエプソンは4月27日、2012年3月期の売上高が前年比9.8%減の8779億9700万円になったと発表した。当期利益は同50.9%減の50億3200万円となった。情報関連機器事業セグメントの売上高は同3.1%減の6918億100万円、デバイス精密機器事業セグメントは同17.8%減の1748億1100万円となった。2013年3月期の全社売上高は8900億円、当期利益は140億円を見込んでいる。

セイコーエプソン

シャープ、2012年3月期の当期損失は3760億7600万円に

シャープは4月27日、2012年3月期の売上高が前年比18.7%減の2兆4558億5000万円になったと発表した。当期損失は3760億7600万円となり、前年の194億100万円の黒字から大幅な赤字に転落した。セグメント別売上高ではAV・通信機器部門が前年比25.6%減の1兆607億7000万円となった。液晶部門は同31.6%減の4202億2600万円。太陽電池部門は同15.7%減の2238億6900万円となったが、その他電子デバイス部門は同5.3%増の1821億円となった。また、同決算において、事業構造改革費用を特別損失として計上した。IGZO液晶の生産設備導入などにかかるもので、総額1171億1000万円に上る。さらに、欧州を統括する「Sharp Electronics(Europe) Ltd.」の設立も合わせて発表した。2013年3月期の全社売上高は2兆7000億円、当期損失は300億円を見込んでいる。

シャープ

Samsung、2012年度Q1の当期利益は前年同期比81.7%増に

韓国Samsung Electronicsは4月、2012年度第1四半期(2012.1~3)の売上高が前年同期比22.4%増の45兆2700億ウォン(約3兆1689億円)になったと発表した。当期利益は同81.7%増の5兆500億ウォン(約3535億円)になった。セグメント別売上高では、半導体が同13.1%減の7兆9800億ウォン(約5586億円)で、このうちメモリが同16.7%減の4兆8900億ウォン(約3423億円)。ディスプレイパネルは同31.2%増の8兆5400億ウォン(約5978億円)で、このうちLCDは同17.3%増の6兆1800億ウォン(約4326億円)となった。

Samsung Electronics


2012年3月のデジタルスチルカメラの出荷台数は前年同月比4.7%減に

カメラ映像機器工業会(CIPA)は4月26日、2012年3月のデジタルスチルカメラ(DSC)出荷統計を発表した。それによると、出荷台数は前年同月比4.7%減の1086万1435台、金額ベースでは同15.4%増の1596億3399万円となった。国内出荷分は台数ベースで同16.9%増の100万6239台、金額ベースでは同26.2%増の187億3360万円となった。輸出分は台数ベースで同6.5%減の985万5196台、金額ベースでは同14.1%増の1409億39万円。また、生産台数は同2.8%減の1092万3655台、金額ベースでは同13.6%増の1193億6898万円となった。

カメラ映像機器工業会


ソニー、SamsungのTV向け有機ELパネルを採用か

ソニーが韓国Samsung ElectronicsのTV向け有機EL(OLED)パネルを薄型TV「BRAVIA」シリーズに2013年早々にも採用するのではないかとDigiTimesが報じている。ソニーは台湾AUOptronics(AUO)と大型OLEDパネルの開発で協業しており、32型以上の大型化を目指しているが、年末までには達成できない模様。ソニーは、携帯ゲーム機「PS Vita」でSamsungの5型OLEDの供給を受けており、大型において将来の提携もあり得るとしている。


富士通研、ケータイやスマホで3D映像を簡単に撮影できる技術を開発

富士通研は、ケータイやスマホで3D映像を簡単に撮影できる技術を開発した。小型で安価なアタッチメントを既存の携帯電話やスマートフォンのカメラの前に取り付け、撮影した映像をクラウドで3D映像へ変換処理する。
これまで、一般ユーザーが3D撮影を行う場合、2つのレンズと撮像素子がある専用機器を購入する必要があり、誰もが簡単に3D撮影できるものではなかった。また、撮影した2つの映像から歪みを除去し、見やすい3D映像に変換するためには高負荷の映像処理が必要となり、既存の携帯電話やスマートフォンなどでは処理能力の点でも困難だった。
今回、左目用と右目用の映像を1つの撮像素子へ取り込む専用のアタッチメントを携帯電話やスマートフォンに装着可能なサイズにするため、独自の映像処理技術と組み合せて小型化を図った(図1(a))。開発したアタッチメントでは、図1(b)の左目用と右目用の映像に示す歪みが発生するが、この歪みをカメラ内の撮像素子に取り込んだ後で補正処理を行うことにより、アタッチメントを57×14×14mmのサイズに小型化した。また平面ミラー4枚で構成することで、市販品と比べてコストを約1/10に削減した。


アタッチメントのミラーで生じる歪みを補正する処理(図2)、および見やすい3D映像に変換する処理といった負荷の高い処理をクラウドで行うことで、携帯電話やスマートフォンに専用のソフトウェアやプロセッサの導入が不要となった(図3)。


同技術の詳細は、2012年6月4日(月曜日)から米国・ハリスバーグで開催される国際会議「IEEE ISCE (International Symposium on Consumer Electronics)」にて発表される予定

中国における2011年のPC出荷台数は1億台を突破

米調査会社のNPD DisplaySearchは3月、中国における2011年下期の全PC出荷台数は前期比12.7%増の5340万台となり、通年では1億台を突破したと発表した。特にモバイルPCの需要が強く、2011年下期は前期比25%増の2650万台、2011年第3四半期(2011.7~9)では初めてモバイルPCがデスクトップを超えた模様。