カテゴリー : 電子機器

薄型TV市場は“Connected TV”が主流に

米NPD DisplaySearchは5月18日、薄型TV市場は“Connected TV”が主流になると発表した。2011年第4四半期には、ハイエンド機種を中心に浸透率は20%を超えたという。Connected TVは、放送だけでなく「アクトビラ」のようなコンテンツ配信サービスやYouTubeのような動画投稿サイトが利用できる製品を指す。各TVメーカーは独自のプラットフォームを構築し、ポータルサービスを提供してユーザーを囲い込もうとしているが、メーカーと従属的な関係になることがユーザーから敬遠されており、様々なコンテンツに簡単に接続できるクラウド型サービスが望まれている。また、ブラウザを搭載したTVも発売されており、複雑なリモコン操作を簡単にできるインターフェースが求められているという。


東芝、2012年度経営方針を発表、国内TV生産を中止

東芝は5月17日、2012年度経営方針説明会を開催した。今年度は、中小型LCD事業やタイのHDD工場の売却に代表される選択と集中をさらに進めていく。その1つとして、国内のTV生産を打ち切ったことを発表した。国内で唯一、薄型TVを製造していた深谷事業所(埼玉県深谷市)での生産を昨年度末で終了し、海外拠点に集約した。深谷事業所で行っているTVの設計・開発、アフターサービスは継続する。新たな取り組みとしては、スマートコミュニティを挙げた。国内外の実証・商用27のプロジェクトに参画しており、今後はアライアンスによる事業化を加速させる。東芝単体では、グローバル展開に向けた中核拠点として神奈川県川崎市にスマートコミュニティセンターを設立する。NAND型フラッシュメモリ事業は、スマートフォンやタブレット向けなど高付加価値化へのシフトを進めていく。HDD/SDD事業では、米Western Digitalから3.5型関連の買収が完了したことで、NAND型フラッシュと一体化したハイブリッドHDDを今年9月に出荷するなど、新製品の開発を進めていく。システムLSI/ディスクリート事業は、2011年度中に黒字化を達成した。今年度はパワーデバイスやシステムLSIに注力する他、CMOSセンサでデジタルスチルカメラ分野に参入する計画。また、設備投資については、2012~2014年度の総額1兆3700億円のうち、7000億円を時代の変化に合わせて効率良く投資する機動枠とし、フレキシブルな投資を行っていくとした。これらにより、2012年度の全社売上高は前年比4.9%増の6兆4000億円を目指す。

ソニー、レンズ交換式一眼カメラ「α37」などを発表

ソニーは5月17日、レンズ交換式デジタル一眼カメラ「α37」およびレンズ交換式ミラーレスデジタルカメラ「NEX」シリーズの新製品「NEX-F3」を発表した。α37は、約448gの小型軽量ボディに、有効画素数約1610万画素の「Exmor APS HD CMOSセンサー」や画像処理エンジン「BIONZ」を搭載。秒間最高7コマの高速連写ができ、AVCHDフルハイビジョン動画撮影中も高速・高精度な位相差検出方式オートフォーカスにより動きのあるシーンでも美しく撮影できる。一方、NEX-F3は、有効画素数約1610万画素の「Exmor APS HD CMOSセンサー」を採用、180度チルト可動式LCDモニタにより自分撮りが可能。いずれも6月15日に販売を開始する。

シャープ、ドコモ向けスマホの夏モデルを発表

シャープは5月16日、NTTドコモ向けスマートフォン「AQUOS PHONE」の2012年夏モデル3機種「st SH-07D/ZETA SH-09D/sv SH-10D」を発表した。st SH-07Dは、約50時間の音楽再生に対応したミュージックプレーヤを搭載したコンパクト防水タイプ。ZETASH-09Dは、省エネ・高画質を両立する「S-CGシリコン液晶システム」を採用した約4.7型HD LCDを搭載し「Xi」に対応。sv SH-10Dは、高精細約4.5型HD LCDを持ち、Xiおよびスマートフォン向け放送局「NOTTV」に対応している。6月から順次販売され
る予定。
シャープ

2012年3月の移動電話の国内出荷台数は前年同月比7.5%増に

電子情報技術産業協会(JEITA)/情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は5月15日、2012年3月の国内移動電話出荷台数が前年同月比7.5%増の314万4000台で4か月連続でプラスになったと発表した。携帯電話は同8.0%増の295万3000台で、このうちワンセグ対応機種の割合は81.6%。公衆用PHSは同0.9%増の19万1000台となった。また、2011年度(2011.4~2012.3)の移動電話国内総出荷台数は前年比4.2%減の3082万5000台で、このうちスマートフォンは同約3.5倍の1323万7000台となった。
JEITA

ブリヂストン、電子ペーパー事業から撤退

ブリヂストンは、電子ペーパー事業から撤退することを発表した。
ディスプレイ業界における液晶パネル価格の急速な低下および競争激化が、電子ペーパー事業に大きな影響を与える状況となった。これに対し、事業の「選択と集中」の中で慎重に検討を行った結果、撤退を決断したという。
今後については、すでに取り引きのあるユーザーへの供給は個別ご相談していく。製造は、2012年10月末をもって停止する予定。

ブリヂストン

AUO、ノートPC向けタッチパネルの引き合いが増加

台湾AU Optronics(AUO)はノートPC向けタッチパネルの引き合いが増加しているとDigiTimesが報じている。同製品は、カバーガラスとタッチパネル機能を1枚に貼り合わせた薄型のOGS(One Glass Solution)で、台湾Acer、中国Lenovo、台湾ASUSTeK Computerなどが購入しており、ASUSTeKはタブレットPCの新製品「Transformer Pad TF 300」について、タッチパネルの50%以上をAUOから調達している模様。現在、AUOのTF 300向け出荷数は15万枚で、6月には20万枚となる見込みという。

ソニー、LED-BL搭載の業務用LCDディスプレイ5機種を発売

ソニーは5月14日、LEDバックライト(BL)搭載の業務用LCDディスプレイ5機種を発売すると発表した。このうち55型の「FWD-S55H2」はLED-BLを搭載し、パネル輝度1000cd/m2、コントラスト4000:1を実現した。医療用におけるデジタル画像の通信規格であるDICOMに対応したガンマ設定も可能で、X線、CT、MRIなどの医療用画像参照用ディスプレイとしても利用できる。6月8日より順次発売する。価格はオープン価格で、市場推定価格はFWD-S55H2が42万円前後。
ソニー

東芝、OLED搭載の「レグザタブレット」などを発表

東芝は5月14日、タブレットPC「レグザタブレット」シリーズ4機種6モデルを発表した。このうち「AT570」は厚さ7.9mm、重さ332gの薄型軽量モデルで、ディスプレイに7.7型有機EL(OLED)ディスプレイを搭載。従来機種と比べ約2.2倍の色再現性とコントラストは約4.25倍を実現し、深みのある鮮明な発色で従来以上に美しい映像が楽しめる。OSは全モデルでAndroid 4.0を採用した他、MPUにはNVIDIA 4-PLUS-1用クアッドコア「Tegra3」などを採用している。5月18日より順次発売する。
東芝

自動車向けHUD市場は2021年に約700万台規模へ

調査会社のテクノ・システム・リサーチは、自動車向けHead Up Display(HUD)の市場分析結果を発表した。それによると、2011年のHUD市場は、数量ベースで前年比40%増の69万台、金額ベースでは2億4500万ドルとなった。今後、超小型プロジェクタ技術を応用した製品開発が進み、2014年頃に市場投入されるという。これにより、HUD市場は2014年以降に拡大が加速するとみられ、2021年のHUD市場は数量ベースで約700万台になると予測している。