カテゴリー : 部品・材料

UDC/Plextronics、OLED材料システム開発で提携

米Universal Display(UDC)は7月20日、米Plextronicsと有機EL(OLED)材料システム開発で提携したと発表した。Plextronicsの正孔注入層および正孔輸送層材料をUDCのリン光OLED発光層材料に組み込むための、溶剤をベースとしたOLED材料システムの開発と商用化を促進する。両社は3年間の共同開発契約を締結した上で、UDCはPlextronicsに400万ドルを投資する。

2012年4月の電子材料生産額は前年同月比97%増に

電子情報技術産業協会(JEITA)は6月29日、2012年4月の電子材料生産実績を発表した。電子材料の生産額は前年同月比97%増の201億4970万円となった。製品別では、ソフトフェライトが同11%減の7億7382万円、永久磁石が同107%増の193億7588万円となった。また、誘電体セラミックスの世界生産量は、原料が同37%減の87(重量指数)、電極材料が同15%減の201(同)となった。
JEITA

2012年4月の電子部品出荷額は前年同月比0.9%増に

電子情報技術産業協会(JEITA)は6月29日、2012年4月の電子部品グローバル出荷統計を発表した。電子部品のグローバル出荷額は前年同月比0.9%増の2614億円となった。品目別では、受動部品が同11.9%減の948億円、接続部品は同1.8%増の660億円、変換部品は同36.2%増の696億円、その他の電子部品は同12.6%減の309億円となった。
JEITA

リンテック、接着剤を使用しない太陽電池用バックシートを開発

リンテックは6月25日、接着剤を一切使用しない太陽電池用バックシートの製造技術を開発したと発表した。同社では、PETフィルムにフッ素系特殊コーティングを施し、高い耐久性を実現した独自のバックシート「Protekt」を世界展開している。今回、太陽電池パネルの封止材(密着面)と密着する層をEVAフィルムの貼り合わせではなく、特殊樹脂を直接押し出すことで形成する技術を開発した。さらに、各層の構成材料も全面的に見直し、より耐久性の高い「Reflekt」シリーズとして販売を開始した。

2012年4月のDGレシオは1.25、受注・出荷とも落ち込み

IHSアイサプライ・ジャパンは6月12日、2012年4月の半導体・電子部品の受注/販売レシオ(DGレシオ)を発表した。4月のDGレシオは前月比0.06ポイント増の1.25、受注は同0.04ポイント減の1.13、販売は同0.10ポイント減の1.00となった。受注、出荷ともに落ち込んでおり、今後のDGレシオに影響を及ぼす懸念が拭えないという。

イビデン/豊田織機、半導体パッケージ基板の合弁会社を解散へ

イビデンと豊田自動織機は6月12日、半導体パッケージ基板の製造を行う合弁会社であるティーアイビーシー(TIBC)を解散すると発表した。TIBCはPCサーバ向け半導体パッケージ基板を製造してきたが、昨今、スマートフォンやタブレットPCの普及でPC市場の成長が大きく鈍化してきたことから解散に踏み切った。7月1日付でTIBCをイビデンの子会社とし、12月をめどに供給を中止する。2013年1月に解散する予定。

SCHOTT、アンチグレア仕様の超高強度カバーガラスを発表

独SCHOTTは6月6日、世界初となるアンチグレア仕様の超高強度カバーガラス「Xensation Cover AG(Anti-Glare)」を発表した。静電容量方式タッチパネルカバーガラス「Xensation Cover」にアンチグレアを施すことにより、太陽光や強い照明で高解像度画面が見えにくくなる現象の改善に成功した。独Berliner Glasの特殊エッチング加工技術を採用し、ガラスの表面構造をイオンレベルで精密に制御する量産技術を確立した。光沢度は60と90の2種類あるが、カスタマイズも可能としている。

Zytronic、超大型ディスプレイ向けマルチタッチ技術を発表

英Zytronicは6月5日、公共/産業用途の超大型ディスプレイ向けマルチタッチソリューションを発表した。独自の投影静電容量式タッチセンサ技術「PCT」を採用。様々なパネルサイズに対応可能なタッチセンサと、タッチコントローラの新製品「ZXY200」で構成される。独自のCu電極配線プロセスにより、4mm厚の高耐久性ガラスの中に10μm幅のマトリクスを形成。10か所の同時タッチをサポートする。販売開始は2012年後半の予定。

2012~2014年のHDD世界市場は前年比6~7%増程度で堅調に推移

電子情報技術産業協会(JEITA)は6月1日、情報端末フェスティバル 2012において、2014年までのHDD世界市場動向予測を発表した。2011年のHDD市場は前年比5%減の6億1996万台となった。「(2011年は)前年比5%程度の伸びを予測していたが、タイの洪水や東日本大震災などが影響し、前年割れとなった」(磁気記憶装置専門委員会 委員長 加瀬林祐氏)としており、2012年は同7%増の6億6305万台を見込んでいる。以降、2014年までは同6%程度の伸びで推移し、2014年には7億4595万台になると予測。また、デスクトップPCからノートPCへの移行が進んでいることから、2.5型HDDの比率の上昇傾向が続く見込みという。
JEITA

Radiant、2012年後半は「iPad」用BLUが出荷減か

米Apple製「iPad」用LCDの出荷において、韓国LG Displayとシャープが、先行する韓国Samsung Electronicsを上回ることになれば、2012年後半には台湾Radiant Opto-ElectronicsのiPad向けバックライトユニット(BLU)の出荷に大きな影響を及ぼす見通しとDigiTimesが報じている。RadiantはSamsungとBLUに関するパートナーであり、2012年第1四半期は新型iPad向けBLUのほとんど全てを供給した。ただし、LG、シャープとも2012年後半にはiPad向けパネルの量産が立ち上がってくる見込みで、BLUについてもRadiant以外のメーカーを採用する模様。競合が増えることで、Radiantの世界BLU市場のシェアは、2011年の77%から2012年は62%に下がるものと予想しているという。