カテゴリー : 環境・エネルギー

三菱、東北本線平泉駅に電力供給システムを納入

三菱電機は6月28日、東日本旅客鉄道の東北本線平泉駅(岩手県西磐井群)に、発電容量78kWの太陽光発電や蓄電池(Liイオン電池、240kWh)などを使用した電力供給システムを納入したと発表した。太陽光発電や蓄電池を組み合わせることで、晴天日においては夜間も含めて駅で消費する電力を太陽光発電で賄うゼロエミッションを実現するという。蓄電池からの放電後やシステム異常時は、商用電源から供給する。
三菱電機

QSI、駆動時間108時間のポータブル電源システムを発売

米QuantumSphere(QSI)は6月12日、空気亜鉛電池技術を利用したポータブル電源システム「MetAir Ranger」シリーズを発売すると発表した。緊急用電源の業界基準である72時間を超える駆動時間108時間を実現。MetAir Ranger 3.2kWhの重量は約1kg未満だが、エネルギー密度は352Wh/kg、1kWh当たりのコストは200ドル未満となっている。また、初期搭載電池を空気で駆動し、使い切ったら交換用電池カートリッジと容易に交換できるという。

日立、マカオの蓄電池式回生電力貯蔵装置を受注

日立製作所は6月13日、マカオの新交通システム向けに蓄電池式回生電力貯蔵装置(B-CHOPシステム)を受注したと発表した。B-CHOPシステムは、電車が停止もしくは減速する時に生み出される回生電力を蓄電池に一時的に貯蔵し、走行時に必要とされる電力に再利用するシステム。蓄電池には、主に自動車用Liイオン電池の開発・製造を行う日立ビークルエナジー製の車載用Liイオン電池を使用している。2015年4月に商用運転を開始する予定。

日立、夏期のピーク電力抑制で東京電力と契約を締結

日立製作所は6月6日、主に夏期のピーク電力抑制のための「需給統合計画によるピーク需要抑制シナジー事業」に関して、東京電力と契約を締結したと発表した。同事業は、日立とダイキン工業、エナリスが、原子力損害賠償支援機構と東京電力が推進する「ビジネス・シナジー・プロポーザル」に共同で提案し、3月19日に採択されたもの。具体的には、東京電力から電力調整依頼があった際に、日立が取りまとめる「需給統合計画」に基づき、節電対象となる空調機器などのビル設備のピーク電力を抑制する。

テュフ、横浜に系統連系保護装置評価センターを開設

テュフ ラインランド ジャパンは5月30日、横浜市のテクノロジーセンター内に系統連系保護装置評価センターを開設したと発表した。太陽光発電、風力発電、Liイオン蓄電池システムなどを電力会社の配電線に接続する系統連系システムが増加していることに対応する。日本の規定をはじめ、世界各国の系統連系規定に従って試験・評価を実施し、国内外のメーカーをサポートしていくとしている。

富士電機など6社、北九州でスマート店舗の実証実験を開始

富士電機、デンソー、豊田通商、ファミリーマート、タカミヤ、ヤマト運輸の6社は5月24日、エネルギーを有効活用する「スマート店舗」の実現を目的としたエネルギーマネージメントシステムの開発のため、北九州市にて共同で実証実験を行うと発表した。主な実験内容は、地域全体や店舗内のエネルギー使用の最適制御、エネルギーの蓄積と有効活用など。6月から2014年12月にかけて行われる予定。

東芝など9社、日米共同実証プロジェクトをスタート

東芝、清水建設、シャープ、明電舎、東京ガス、三菱重工業、富士電機、古河電気工業、古河電池は5月18日、米ニューメキシコ州Albuquerqueにおいてスマートグリッドの実証プロジェクトを開始したと発表した。同プロジェクトは、新エネルギー・産業技術総合開発機構から受託した「アルバカーキ市における商業地域スマートグリッド実証プロジェクト」で、研究期間は2014年3月までの約2年間。既存の商業ビルに太陽光発電50kW、ガスエンジン発電機240kW、燃料電池80kW、蓄電池90kWを電源とするマイクログリッドを構築、各設備を制御することでビル内の需給調整などを行う。また、米国からは地域の電力会社であるPublic Service Co. of New Mexico、サンディア国立研究所、ニューメキシコ大学が参画している。

NEC、観測衛星「しずく」のシステム取りまとめなどを担当

NECは5月18日、同日打ち上げられた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の第一期水循環変動観測衛星「しずく」の主契約者としてシステム取りまとめ、製造、試験などを担当したと発表した。また、衛星の中核である衛星バスシステムに加え、地上システムの開発、打ち上げ準備、打ち上げ後の初期機能確認などの運用支援も担当している。
NEC

三菱電機、PV・EV連携HEMSによる実証実験を開始

三菱電機は5月15日、大船スマートハウス(神奈川県鎌倉市)に「PV・EV連携HEMS」を業界で初めて構築したと発表した。PVとEVなどの容量の大きい蓄電池を連携して制御する「PV・EV連携パワコン」をスマートハウスに設置し、HEMSと連携させることで災害時でも安全・安心な暮らしの基盤を実現するための実証実験を開始する。同実証実験と並行して、ハウスメーカーと連携した実フィールドでの実証も行い、早期事業化を目指すという。
三菱電機

パナソニック、スマートグリッド向け「HD-PLC」Ecoをライセンス

パナソニック システムネットワークスは4月19日、高速電力線通信の低消費電力化に対応する「HD-PLC」Ecoのライセンス供与を開始すると発表した。同規格は、従来機種のアダプタより約1/10の低消費電力化を実現するもの。低消費電力ながら接続の安定性と安全性に優れ、スマートグリッド向けの電力メーターや電気自動車への採用が期待されているという。パナソニックでは、白物家電および産業機器向けにさらに低コスト・低消費電力の「HD-PLC」insideの開発を開始しており、2012年度中にライセンス内容を追加する予定。