カテゴリー : 太陽電池

三菱、成田国際空港に有機EL大画面サイネージシステムを納入

三菱電機は6月26日、成田国際空港に大画面の有機EL方式パノラマビジョンをはじめ、国内最大規模となる100台336面のデジタルサイネージシステムを納入したと発表した。有機EL方式パノラマビジョンは、縦1.9×横9.6m(385型相当)の160度凹型曲面構造のスクリーンで、96mm角の有機ELパネルを組み合わせることで目地のない滑らかな曲面を実現。この他、LCDディスプレイでは46型27面のマルチ大画面(1.7×9.2m、370型相当)をはじめ、16面/12面/8面/4面のマルチ大画面を各エリアに設置している。
三菱電機

カネカ、変換効率22.68%の次世代ヘテロ接合太陽電池を開発

カネカは6月13日、次世代ヘテロ接合太陽電池を開発したと発表した。銅エレクトロプレーティングによる集電極を設けた6インチ角のヘテロ接合太陽電池セルで、電力変換効率の認証値22.68%を達成した。ベルギーIMECの最先端銅エレクトロプレーティングをベースに、カネカが開発したヘテロ接合用銅エレクトロプレーティング技術を用いて実現したもの。集電極形成において、従来の銀スクリーン印刷からの置き換えができるので、製造コスト低減につながるとしている。

パナソニック、両面発電型モジュール「HITダブル」を発表

パナソニックは6月7日、両面発電型太陽電池モジュール「HITダブル」を発表した。公称最大出力は210W。裏面でも発電する「HITセル」を生かし、両面をガラスのサンドイッチ構造にすることで、パネル両面から発電する。また、標準タイプのHITに比べ設置方位や設置角度による発電量の差が少ないため、駐車場や駐輪場の屋根面、建物やフェンスの壁面、ビル屋上の看板面などに最適としている。価格18万9000円。

シャープ、集光型3接合セルで変換効率43.5%を達成

シャープは5月31日、集光型化合物3接合太陽電池セルで世界最高の変換効率43.5%を達成したと発表した。今回開発したセルは、InGaAsをボトム層とする3つの光吸収層を効率良く積み上げる独自の技術を用い、受光面の電極間隔を最適化し、電気抵抗を最小限に抑えることで43.5%の変換効率を実現した。

2011年度の太陽電池総出荷量は前年比5.8%増に

太陽光発電協会(JPEA)は5月18日、2011年度第4四半期(2012.1~3)の太陽電池セル・モジュール総出荷量が前年同期比11.7%減の55万4267kWになったと発表した。このうち、国内出荷は同38.1%増の39万1505kWとなった。輸出は同52.7%減の16万2762kWで、内訳は米国向けが同39.5%減の4万9920kW、欧州向けが同54.1%減の8万6642kW、その他が同64.0%減の2万6199kW。これにより、2011年度の総出荷量は前年比5.8%増の268万5573kWとなった。国内総出荷額は同32.1%増の140万4149kW、輸出は同13.2%減の128万1424kWになった。

2012年下期に北米・アジア太平洋が市場の60%を占める

米NPD Solarbuzzは5月14日、太陽光発電の市場動向に関するレポートを発表した。太陽電池市場のメインはこれまでの欧州から、北米およびアジア太平洋地域にシフトしつつあるという。2011年下期はドイツとイタリアで市場の50%を占めていたが、2012年下期には中国、インド、日本、米国で全体の54%を占める見込み。これにより、2012年下期の北米およびアジア太平洋地域の比率は60%に達すると予測している。

2012年4月の太陽電池用Poly-Si価格は前月比11%減に

米IHS iSuppliは5月11日、2012年4月の太陽電池用Poly-Siの価格は、買い手が安値基調のスポット市場での購買に集中したことで前月比11%減になったと発表した。同Poly-Siの供給過剰が終わりを迎える見通しがつかない状況が背景にある。同社によると、スポット市場での取引増が続く間は供給過剰と価格下落が続き、スポット価格が大口価格を上回る時、供給過剰と価格下落が終わりを迎えることを示すとしている。

Q-Cells、欧州最大のソーラープロジェクトが完了

独Q-Cellsの日本法人であるQセルズジャパンは5月11日、Q-Cellsが手掛けていた欧州
最大のBrandenburg-Briestソーラープロジェクトが完了したと発表した。同プロジェ
クトの容量は91MWで、38万3000枚の同社の結晶Si系モジュールが採用されており、年
間2万2500世帯以上へ電力を供給。一方、イタリアでは、スウェーデンIKEAから7MW分
のCIGS薄膜モジュール「Q.SMART」を受注している。
Q-Cells

Qセルズジャパン、事業を従来通り継続

独Q-Cellsの日本法人であるQセルズジャパンは4月19日、Q-Cellsが4月3日に行った会社更生法申請に伴う影響はなく、事業を通常通り継続すると発表した。製品保証についても引き続き有効で、今後も継続していく。Q-Cellsは現在、管財人の下、事業継続に向けて再構築を図っている他、ドイツおよびマレーシアの製造拠点での生産は継続しているという。


太陽電池用Poly-Si価格は供給過剰により下落かつ多様化へ

米IHS iSuppliは4月18日、太陽電池用のPoly-Siは、供給過剰により価格崩壊に陥っているとの分析を発表した。Poly-Si価格はスポットおよび大口価格とも今後さらに下落する見通し。もっとも価格自体は、契約形態に加えて結晶純度やPoly-Siメーカーの所在地などの要因により異なる見込みで、例えば9N/9N+のピュアPoly-Siに関して、6月の大口価格は32.2ドル(2月は33.4ドル)に下がる一方、スポット価格は24.4ドル(同27.9ドル)になると予測している。