三菱、レーザ光源を用いたLCD-TV「REAL LASERVUE」を発表


三菱電機は5月30日、レーザ光源をバックライトに用いた55型LCD-TV「REAL LASERVUE」を発表した。色純度の高い赤色レーザ光源と緑色と青色を効率良く発光するシアン色LEDをバックライト光源に使用、直進性の強いレーザとLEDを効率良く投射する光学技術を開発し、特に赤色の再現性や階調表現を向上させ、これまで表現できなかった真紅色から桃色、紫色まで鮮やかに再現する。また、白色LEDバックライト光源のLCD-TVでは各色の成分が混合し濁った光だったが、緑色と赤色の光波長がきれいに分離されているため、赤系だけでなく深緑からスカイブルーまで色再現性も向上させた。これにより、白色LEDバックライトより色再現範囲が1.29倍に拡大している。なお、シアン色LEDは青色LEDに緑色蛍光体を用いている。バックライト部は左右8個の光源ユニットを搭載し、エリア補正を行っている。1ユニット当たり2つの赤色レーザと10個のシアン色LEDが搭載されている他、倍速補正やインパルス発光制御なども採用している。スピーカには、カーボンナノチューブを配合した樹脂材料を採用、Ti並みの高い伝搬速度と紙と同等の適度な内部損失を両立させた。同製品では、このスピーカを10個搭載している。リビング・デジタルメディア事業本部長 梅村博之氏は「需要が落ち込んでいるため、特徴ある商品作りにこだわった。赤色レーザについてはフロントプロジェクタへの応用も考えている」とした。市場想定価格は38万円。6月29日に発売する。

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