2011年の車載用半導体市場は、前年比9.9%増の205億8,000万ドル

矢野経済研究所は、2011年の車載用半導体世界市場規模はセンサとパワー半導体が市場を牽引し、前年比9.9%増の205億8,000万ドルとなったと発表した。東日本大震災、タイ洪水の影響からマイナス成長となることが懸念されたが、想定よりも早く半導体工場の復旧が完了し、洪水の影響も一部地域に留まったために、前年比9.9%増の205億8,000万米ドルに達した。デバイス別構成比は、車両の各システムを制御するためのECU(Electric Control Unit)に実装されるMCU(マイコン)が全体の25.3%を占め、次いで燃費や安全システム等の制御に使用される車載用半導体センサが16.9%、EPS(電動パワーステアリング)やHV(ハイブリッド車)/EV(電気自動車)向けに市場が拡大しているパワー半導体が13.9%となった。
2012年の車載用半導体世界市場規模は、日本、北米における新車販売台数の増加が期待出来ることから、前年比10.5%増となる227億4,000万米ドルになる見込み。年々厳しくなる環境規制に対応するために様々な電子制御システムの搭載が進み、車両一台あたりの半導体コストも上昇する。さらに2015年以降では新興国においても安全システムの義務化が進み、2020年の車載用半導体の世界市場規模は403億米ドルになると予測する。


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